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登録日:2012/09/26 Wed 22 21 33 更新日:2024/05/14 Tue 19 04 28NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 エル・ファシルの英雄 チェス トリューニヒトの天敵 ←寧ろ高評価 ミラクル・ヤン ヤン・ウェンリー 不敗の名将 不敗の魔術師 主人公 人間臭い 元帥 奇跡のヤン 富山敬 指揮官 提督 智将 有能な怠け者 毛利元就 紅茶 自由惑星同盟 軍人 運命に翻弄された者 郷田ほづみ 鈴村健一 銀河万丈 銀河英雄伝説 銀河英雄伝説登場人物項目 銀英伝 首から下は不要 魔術師 魔術師ヤン 黄金の精神 要するに私の希望は、たかだかこの先何十年かの平和なんだ。だがそれでも、その十分の一の期間の戦乱に勝ること幾万倍だと思う。 私の家に14歳の男の子がいるが、その子が戦場に引き出されるのを見たくない。 ヤン・ウェンリーは小説『銀河英雄伝説』において国として衰えつつあった自由惑星同盟を軍事面から支えた自由惑星同盟最年少の元帥である。 同盟軍の名だたる名将を全て打ち破ったラインハルト・フォン・ローエングラムが最後まで勝つことのできなかった唯一の人物であり、またラインハルトの直属を数多く葬り去った。 同盟滅亡後も民主主義擁護の為、エル・ファシル独立政府に参加し、対帝国の軍事指揮を行った。 生没年 宇宙暦767年〜800年 CV 富山敬(OVA本編) 郷田ほづみ(外伝) 鈴村健一(TVアニメ) ▷目次 【来歴】 【能力】 【人物】 【魔術師ヤンの戦法・奇策】 【帝国軍将帥からの評価】 【余談】 【来歴】 767年に星間交易商ヤン・タイロンの息子として生を受ける。 歴史家を志すも、父親の事故死により学費の捻出が不可能となり進学を断念。 無料で歴史を学べる同盟軍士官学校戦史研究科に入学。 同学科の廃止を以って戦略研究科に転科。 士官学校卒業後、同盟軍に任官(少尉)。 788年に惑星エル・ファシルに赴任(中尉)し、300万人を救出した「エル・ファシルの英雄」として二階級特進(少佐)。 数々の会戦で武勲を重ね、軍人として栄達。 796年、准将として初めてラインハルト・フォン・ローエングラムと対峙することになるアスターテの会戦に従軍し、奇策により艦隊を救う。 その功績によって少将に昇進し、残存兵力に新兵を加えて編成された第13艦隊の初代司令官に任ぜられる。 同年5月14日、第13艦隊の最初の任務で、難攻不落といわれたイゼルローン要塞を陥落させ、中将に昇進。 「魔術師ヤン」「奇跡の(ミラクル)ヤン」と評される彼は同年の「帝国領侵攻作戦」と「アムリッツァ星域会戦」で全軍崩壊を防いだ功績により大将に昇進。 対帝国の最前線であるイゼルローンに要塞司令官兼駐留艦隊司令官として赴任(*1)以降は軍事クーデター鎮圧や帝国軍侵攻に対処する。 宇宙暦799年の「ラグナロック作戦」で軍事的意義を喪失した(表面上は自爆を偽装した)イゼルローン要塞を(内部工作を施しつつ)放棄し、ハイネセンに帰還後は最年少元帥として実質的な全軍指揮権を獲得する。 同年、帝国軍最高司令官との間に行われたバーミリオン星域会戦で優勢な戦いを進めるも、同盟政府が発した戦闘停止命令並びに無条件降伏の通達を受け、戦闘停止。 一部幕僚の意見具申を制しつつ、ヤン艦隊客将であったメルカッツ提督に一部戦力を託し脱出を幇助した。 停戦後に行われた会談では帝国元帥の座を用意して引き抜こうとしたラインハルトを謝絶。 ハイネセン帰還後に退役し、6月には副官フレデリカ・グリーンヒルと結婚し、一市民として生きる道を選ぶ。 一方でメルカッツと共謀し、艦隊戦力拡充や情報提供といった反帝国運動を密かに行っていたため、同年7月に帝国政府の一部上層部や同盟政府により謀殺されかけるが、難を逃れて身を隠す。 同年12月、メルカッツ艦隊と合流しエル・ファシル独立政府に参加。 革命軍を組織して、万一を考えて施していた内部工作を使ってイゼルローン要塞を奪還し、帝国軍との決戦に備える。 宇宙暦800年の「回廊の戦い」では軍事的才覚をいかんなく発揮し、帝国軍重鎮を幾人も戦死させる等の着実な戦果を挙げたことで皇帝ラインハルトより一時講和を引き出す。 しかし、その会談に向かう途上、地球教徒のテロリストに襲撃され、6月1日午前2時55分、凶弾に倒れる。33歳没。 ごめん、フレデリカ。ごめん、ユリアン。ごめん、みんな… 彼の死後、その遺志は残されたヤン艦隊を中心としたイゼルローン共和政府によって受け継がれる事となる。 【能力】 他者から見て優雅に立ち振る舞い、戦場において一度も敗れる事のなかった彼の軍事的才覚は「不敗の名将」と評され、同時代の英雄ラインハルト・フォン・ローエングラム同様に高く評価されている。 特に「休んでいる時にもその脳裏では策略を練っていた」彼の、戦術面において優位な状況を作り出し、状況が敵将を誘導することに最善を尽くす姿を歴史家は「知将・謀将」と評する。 しかし、ヤン自身は「運が続いただけ」と評価し、戦略レベルの物量作戦を敷かれたが最後、自分では太刀打ちできないことを独白したりと弱気な姿勢を見せていた。 事実、彼の対手であったラインハルトが最終的に国家と軍を手中に収めたのに対して、ヤンは同盟軍の政治的迷走に見舞われて艦隊指揮官に終始し、戦略としての指揮指導を行う事は無かった。 同時にアムリッツァでの大敗を筆頭とする戦争での軍事力が払底し、ヤンが全軍指揮権と元帥の肩書きを得た時にヤン艦隊以外の戦力はもはや存在せず、それゆえ彼が戦略的な主導権や優位を確立したことはついに一度もなく、ラインハルトに対して常に守勢に立つ立場であった。 しかしこれは逆に言えば、ラインハルトの築いた戦略的優位性を局地的な勝利によって食い破ってきたということでもあり、ヤンの戦術的才能の凄まじさを示すものであるとも言える。 ヤン本人が言っているように、「戦術レベルでの勝利が戦略レベルでの敗北をつぐなえないというのは軍事上の常識」である。にもかかわらず、戦略レベルで崩壊している同盟の戦線を維持し、勝利まであと一歩というところまでラインハルトを追い詰めたその手腕は、まさに「魔術的」と評価されて然るべきだろう。 【人物】 私人としては諸事につけのらりくらりとした、極めてマイペースな生活無能力者。 作戦立案・艦隊指揮こそ目を見張るものがあるが、歴史学に対する関心と紅茶、飲酒以外は無趣味と、むしろ問題だらけであり、被保護者ユリアン・ミンツが来る前は荒んだ生活を送っていた。 それを以って 「ヤン・ウェンリーは首から下はいらない人間である」 と当時から評されていたという。 政治的には父親の教えもあって、ゴールデンバウム王朝銀河帝国の敷く専制君主制を忌避し、過大と言えるほどに民主主義を信奉している。 ただ、同じく専制君主制とはいえローエングラム王朝の新銀河帝国が民衆のための公平な政治を行っている点では仲良くするべきと理解していたり、民主主義の根本は、別種の人間を認め共に生存することとの理解もきちんとしていたりと、専制君主制ならば一切全否定、というようなものではない。 民主主義を信奉する一方で、たとえそれを実現するためであろうとも手段としてのテロリズムに対して 「歴史の停滞を招くばかりで全く建設的ではなく、世界を良い方向に変えることは出来ない」と嫌悪している(*2)。 そのため、裏では右派テロ組織「憂国騎士団」との繋がりを持ち、口先で戦争を賛美し民衆を扇動する統制的・翼賛的なトリューニヒトらへの忠誠心もとぼしい、というかゼロを通り越してマイナス。 それを踏まえた上で、自由惑星同盟の重要な立ち位置にいる事を自覚しつつも自分の判断で主導しようとはしなかった。 本編を読むとわかるが、ヤン・ウェンリーは「自分の判断・決断が正しい」と思った事は一度もない。最初から最期まで、彼は自分自身を疑い抜いていた。 腹心の部下達からも度々、緊急避難的にでも国を主導すべきだと進言されていたが、ヤン自身は同盟が自らの政治思想に反する方向に進んでもそれを解決するために行動しようとはしなかった(*3)。 後世の歴史家の 『信条や信念を持つ者は評価を下げるなどと嘯いていたヤン自身が、民主主義や文民統制の原則に自ら強く縛られていた』 『「国家の大事を個人に委ねるべきではない」という民主共和制の根本原理を徹底するあまり、旧友や祖国を見殺しにした』 という批判はまことにもっともである。しかしそれに対して 『彼は常に批判・反論を受け入れていたし、自分を道具として使える人が出てきて民主共和制を守ってくれと訴えていた』 という反論もこれまたもっともである。 生前は関わる人みんなを困らせ、後の世に重要人物として彼を調べる歴史家みんなを困らせた難儀な戦術家(戦略家かもしれないぞ?)… それがヤン・ウェンリーという面倒くさい人物なのである。 大衆から英雄視され、身内の結束が固いヤンらをトリューニヒトが軍閥として十分な要素・条件を持つ事から警戒し、グリーンヒル大将らが盛大にやらかした事を考慮すると政治に慎重な姿勢を貫く事は間違っていないだろう。 それでも戦時体制の長期化と慢性化した腐敗・堕落で機能不全を起こし、トリューニヒトが暗躍する自由惑星同盟と民主主義体制が敗北する様をヤンは「黙って見て」いた側の人間とも言える。 独裁者は、出現させる側により多くの責任がある。積極的に支持しなくても、黙って見ていれば同罪だ ――ヤン・タイロン その「黙って見ていた」こと、いわば「消極的な支持」の報いか、密かに共和制再建の軍事力「動くシャーウッドの森」を組織したために、同盟末期から敗戦後の混乱期にかけてオーベルシュタインに地球教と体制反体制双方から暗殺対象になって暴力や恐怖政治………嫌悪してやまないテロリズムに呑まれてゆく。(*4) 一方で「今の世の流れは悪いものだから、自分が変えないといけない」という考え自体がテロリズムの入り口なのも歴史が示す事実ではあり、ヤンはそれを何より忌避していた。 優秀で功績大きい人物であろうと、ただ一人の人間には違いない。大きな顔をせず、ただ一人の参政者として関わるべし ───彼のこの「民主共和制原理主義」は、作中世界でも現実世界でも議論が絶えない。 歴史小説の体裁を採る『銀河英雄伝説』にはラインハルトなどと同じく、「後世の歴史家」の彼に対する評価が多々存在する。 本編で描かれているヤンの態度に職業軍人として甚だしく不真面目な面が見受けられるにもかかわらず、そういったヤンを毛嫌いする人物は軍事的・政治的に無能とする描写が多い。 「彼の無用な抵抗によりラインハルトの統一が遅れ、歴史に不必要の混乱と出血を招いた」等がそれである。 (例えば査問会でのやり取りは恐らく記録が残っているだろうことから「後世の歴史家」による創作ではなく、実際にあの場であのような発言をしていただろうと推測される)。 その為ヨブ・トリューニヒトが歴史小説中の悪役として過剰に演出されたように、本編中のヤンもまた主役として過剰に演出されている、と見る事ができる。 もっとも、在命中であっても本人は他者の評価をそれほど気にしていなかったようであるが。 【魔術師ヤンの戦法・奇策】 ヤン艦隊は最盛期であっても艦隊の総数は3万弱と大兵力の帝国軍に対して常に少数の戦力で戦うことを余儀なくされていた。 これは帝国領侵攻作戦等で同盟軍が大幅に戦力を消耗してしまったためにもはや大規模な艦隊を編成できなくなったためである。 数の不利をヤンの智謀(地理的に、大軍を活用できないところに敵をおびき寄せる、艦隊の形態を柔軟に変える)や奇策(隕石を引っ張ってくる、ゲリラ戦術を活用する、旗艦を囮に歩兵を突撃させる)、などで全面的にカバーしており、複数の分艦隊を編成していることもあってか指令の伝達や陣形の編成・艦隊の連携が素早く行える上、ヤン艦隊そのもののチームワークも抜群で一個艦隊で帝国軍を悉く翻弄していた。 反面、戦力が少数である以上、大艦隊による正面からのぶつかり合いや物量戦、消耗戦には非常に弱いのが欠点。 ◆艦隊運用術 艦隊運用を一任されたフィッシャー提督の名人芸はまさに神懸かり的で、ヤンの作戦を迅速かつ正確に実行するのはもちろんのこと、 その場の状況に合わせて臨機応変に陣形を組み直したりすることで縦横無尽な艦隊運動で帝国軍を悉く翻弄していた。 ヤンが直接艦隊を運用する場合は事前に敵の行動などを予測した上でいくつものフォーメーションを用意しておき、 アスターテ会戦や対ガイエスブルグ戦などでは潰走寸前や寄せ集めの艦隊であっても敵を翻弄することができていた。 ◆一点集中放火 ヤン艦隊が得意とする戦術の一つで、基本的に数個の艦でひとつの敵艦を砲撃させてる各個撃破で相手を削り、敵艦隊が大きな隙を見せたりウィークポイントとなるような状況になれば一気に全艦隊の集中攻撃を加えて大損害を与える。 アニメ版ではビームが合体し巨大な波動砲となって敵艦隊を葬っていた。 ◆ゲリラ戦術 ゲリラ戦を得意とするアッテンボローの偽装退却で敵艦隊を誘い込んだり、無人艦隊を囮にした陽動や自爆攻撃を行わせたりと敵を罠に嵌める戦法もよく使う。 (これは勝手に自爆させられてキャゼルヌはブチギレたが…) ◆各個撃破 数で勝る敵を相手に正面からは戦わず、ゲリラ戦術を駆使して敵が独立行動をしている所を狙って、あるいは何らかの策で分断して自軍より少なくなったところを叩く。 ラインハルトも戦力に劣る状況で同じ戦術を使い大勝したことがあるが、ヤンのそれは戦略レベルであった。 ◆情報の攪乱 ヤンが初めて名声を得るきっかけとなった「エル・ファシルの奇跡」のようにレーダーの索敵では捕捉した敵影の詳細などはその時点では艦船なのか隕石群なのか判断できないため、目視できない遠距離ではこれを利用して敵を攪乱させる戦法も用いる。 バーミリオン会戦では囮として小惑星群を艦隊に偽装して敵を攪乱させ、敵旗艦を守る本陣の艦隊を殲滅できるように誘導した。 また、情報戦のスペシャリストであるバグダッシュの能力を活かし、イゼルローンに駐留する帝国軍を情報操作によって混乱に陥らせたりもする。 ◆地の利の活用 ヤンの奇策は広大な宇宙空間に存在する様々な障害物なども最大限に活用される。 隕石群や巨大な氷塊を質量兵器にすることで敵艦隊にぶつけたり、恒星に融合弾を落としてそれによって発生した爆風を利用した高速突進を仕掛けたりと使えるものは何でも使う。 ヤン艦隊の拠点となったイゼルローン回廊の外縁は航行や索敵が不能なエネルギー流が荒れ狂っており、この地形をも武器として用いて大兵力で思うように動けない帝国軍を翻弄した。 時にはブラックホールを使って敵を罠に誘い込み、後退を不可能にさせた上での殲滅も行うというえげつない戦術も見せたりした。 【帝国軍将帥からの評価】 正面対決などは大兵力の差や優秀な能力を持つ人材の宝庫であることもあって非常に強いラインハルト陣営ではあるものの、ヤン・ウェンリーの智謀と奇策の前に度々苦汁を舐めさせられており、歴戦の将帥でさえ彼のトリックに嵌められることを恐れて警戒して全面攻撃を控えたり、深読みし過ぎて失策する者さえいるほどである。 一対一の艦隊戦ではまずヤンに勝つことは不可能とされる。 しかし、同時に敵ながらに名将であるヤンはローエングラム元帥府の幹部勢の多くからは尊敬の念も抱かれており、 直接面会した者は軍人らしくない彼の意外な姿に驚きつつも敬意を払ったりもする。 元帥府の長であり帝国皇帝となるラインハルトに至っては自陣営に加えることも望んでおり、 劇中唯一の会談の場面で「元帥として迎えたい」と直接スカウトした他、その後にヤンが同盟政府に追われた際も帝国に迎え入れようと声明を発したほど彼を評価している。 ◆ラインハルト・フォン・ローエングラム ヤンの最大の宿敵であり、好敵手でもある人物。後にローエングラム王朝を創始し、初代皇帝となる。 第四次ティアマト会戦やアスターテ会戦などでヤンと直接相まみえてからライバル視するようになり、 完全に勝利することに拘るラインハルトは度々完全勝利を邪魔されることを腹立たしく思いつつも、彼と戦うことが半ば生き甲斐にもなっていた。 一方でヤンを自らの麾下とすることも望んでおり、直接対談した際には「帝国元帥にする」と言う最大の栄誉をちらつかせている。 バーミリオン会戦で同戦力の死闘を繰り広げた際はラインハルトの策を見破ったヤンの奇策に逆に嵌められて乗艦を撃沈される寸前にまで追い詰められてしまう。 部下が独断で同盟首都を降伏させたことで辛うじて戦死は免れたが直接対決で勝利したのではなく、勝利を盗む形になった事を後悔し、彼に勝つ事に固執する様になってイゼルローン要塞を攻撃する。 逆に、ヤンの訃報に接した際には虚脱状態に陥り、イゼルローン共和政府を放置するようになった。(政略的に見れば、本来の職務に立ち返っただけなのだが…) ヤンに勝利することに固執する様について、オーベルシュタインは面と向かってではないとは言え、「皇帝が個人的な誇りのために、将兵を無為に死なせた」と激烈な非難をしている。 ◆ジークフリード・キルヒアイス ラインハルトの幼馴染でローエングラム元帥府の最高幹部を務める。 アスターテ会戦ではラインハルトの副官として傍にいたものの、彼同様にヤンの策を見抜けず逆襲されてしまった。 後にアムリッツァ会戦で直接戦っており、兵力差に加えてヤンが連戦していたことと物資も消耗していたこともあって終始彼を苦戦させた。 イゼルローン要塞での捕虜交換式でヤンと直接顔を合わせ、彼の人柄などを深く洞察して恐ろしい敵であることを認めると同時に「友にすることができれば」という期待も抱いていた。 ヤン本人もキルヒアイスには好印象を抱いており、彼が亡くなったことを悔やんでいた。 もしもキルヒアイスが生きていれば、ヤンとは様々な面で上手くやれたであろうと言われている。 ◆パウル・フォン・オーベルシュタイン 「絶対零度の剃刀」とも称される義眼の大幹部。 第七次イゼルローン要塞攻防戦ではヤンの策を見抜いていたものの、上官のゼークト提督が彼の進言を聞き入れなかった為イゼルローン要塞を奪われる結果となった。 その後、上官を見限って自分だけすたこらさっさと逃げ出した為敵前逃亡の罪に問われるも、ラインハルトに自分を売り込んで配下に取り立てて貰い、彼の参謀役を務める。 参謀長として参加したバーミリオン会戦ではラインハルトと同じくヤンの策を見抜けず、あわや彼と運命を共にする所であった。 ヤンのことは非常に危険視しており、独断で彼を排除するべく策謀を巡らせたりした。 ヤン死後もイゼルローン共和政府への警戒は解いておらず、旧同盟政府の要人を軒並み捕えて人質にする方法でイゼルローン革命軍に出頭を命じるという非情な策に出る。 ◆ウォルフガング・ミッターマイヤー 帝国の双璧にして疾風ウォルフの異名を持つローエングラム元帥府の大幹部。 回廊決戦では得意とする高速の艦隊運用術が大兵力による弊害や地形の複雑さから 思う様にいかず度々失策をしてしまい、あわや自分の旗艦が撃沈されかかってしまう。 また、シヴァ星域会戦では総大将のラインハルトが病に倒れるという不測の状況で焦っていたこともあり、ユリアン達の策を見抜けず罠に嵌まって大きな隙を見せてしまう。 ◆オスカー・フォン・ロイエンタール ミッターマイヤーと並ぶ帝国の双璧と称される大幹部。 第9次イゼルローン攻防戦では本隊の動きを隠す囮としてイゼルローン要塞への攻撃を行うが、ヤン艦隊の旗艦ヒューベリオンが出撃するという挑発に乗ってしまい、 ローゼンリッターによる旗艦侵入を許し、あわやシェーンコップに討ち取られかける。 また、ヤンがイゼルローン要塞のシステムに仕掛けた置き土産を見抜くことができず、後にそれが再奪取される要因となってしまった。 回廊決戦でもミッターマイヤーと同じくせっかく立てた包囲作戦が艦隊を思うように動かせず失敗し、ヤン艦隊が巧みな艦隊運動から総旗艦ブリュンヒルトに強襲を仕掛ける大きな隙を作ってしまう。 ヤン死後、帝国に叛逆を起こした際に、「イゼルローン回廊を通行しようとする帝国軍を阻止したら、旧同盟領の統治権とトリューニヒトの身柄を渡す」とムライを派遣してイゼルローン共和政府に水を向けたが、ユリアンはこれを拒否している。 ◆フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト 破壊力と突進力に優れた黒色槍騎兵艦隊司令官を務める元帥府の幹部。 短気な性分に加え、優勢になっていると調子に乗りやすい猪突猛進気味な性質もあってかアッテンボローの挑発にブチギレて手玉に取られたり、 アムリッツァ会戦ではヤン艦隊が反撃態勢を整えているのに無謀にも敵前回頭したために全滅寸前に追い詰められてしまう。 しかし同時にヤン艦隊に致命的ダメージを与えているのも事実で、フィッシャー提督やメルカッツ提督を戦死させている。 ◆カール・グスタフ・ケンプ 戦闘機パイロットから将官に伸し上がった古参幹部。 アムリッツァ会戦の前哨戦で焦土作戦によって消耗させた同盟軍を壊滅させるために出撃した中、ヤン艦隊と当たったがヤンの作戦とフィッシャーの艦隊運用によって悉く翻弄されてしまう。 元戦闘機乗りの指揮で第13艦隊空戦隊のエースであったヒューズとジェイクリを戦死させるも、優勢から突然撤退し始めたのを罠と見て逃亡を許してしまう。 他の提督達が同盟軍艦隊に大きな損害を与えたのに対し、ほとんど損害も出せずに終わってしまった。 対ガイエスブルグ戦では増援に現れたヤンを迎撃するためにイゼルローン要塞の駐留軍を要塞に封じ込めて挟み撃ちにされないように策を練ったものの、ユリアンに見抜かれて逆に完全な挟み撃ちにされてしまい、壊滅的な打撃を受けてしまう。 その後、ガイエスブルグ要塞をイゼルローン要塞にぶつけようとしたがこちらも事前にヤンが策を見抜いていたため、阻止された挙句にそのまま要塞を破壊されて戦死してしまった。 ◆ナイトハルト・ミュラー 守勢での戦闘に秀で、「鉄壁」と称される元帥府の幹部。 ケンプと共に加わった対ガイエスブルグ戦では策を見抜いたヤン達の挟み撃ちに加えてガイエスブルグ要塞が破壊された際の余波で重傷を負う。 復讐戦を誓うミュラーはその後、バーミリオン会戦にて窮地に陥っていたラインハルトの増援に真っ先に駆けつけ、何度も撃沈されつつも自分の旗艦を乗り換えては生き残った。 終戦後、ヤンと直接面会すると復讐心は消え「あなたが帝国側にいたなら用兵を学びに伺ったのに」と尊敬の言葉を口にし、 それを受けたヤンも「あなたが同盟側にいたら私は昼寝をしていられた」と返し、お互いに笑いあった。 ヤンと直接面会を果たし(かつ生存している)高級将官ということで、ヤンが暗殺された際には体調不良を起こしたラインハルトに代わって使者として遣わされた。 その際、ヤンの死に際してイゼルローン要塞を離れ、ハイネセンに向かう人々の帰途を守っている。 ◆アウグスト・ザムエル・ワーレン 元帥府の幹部の一人。ワッツともルーレンとも呼ばれる。 バーミリオン会戦の直前では補給基地から物資の強奪を行おうと作戦を遂行していたが、ゲリラ活動を行っていたヤンの策にまんまと嵌まり、 ヘリウムと自動砲撃装置を積んでいた物資コンテナからの攻撃に加え、破壊によって起きた爆発に巻き込まれて混乱した艦隊を追撃されて大きな損害を被る。 また、ユリアンらとは地球教団を討伐するため、本部へ侵攻した際に協力してくれたことでよしみが生まれ、当人達からも恩義を得ていた。(この時、原作ではユリアンの素性をワーレンは知らなかったが、藤崎版でのみ察知している) 第11次イゼルローン要塞攻防戦では帝国軍指揮官としてイゼルローン革命軍と対峙するが、ユリアンの作戦の前に敗退している。 ◆エルネスト・メックリンガー 芸術家提督の異名を持つ紳士。 メックリンガー本人はヤンと帝国軍によしみが結ばれることを期待しており、彼が同盟政府に追われた際には擁護していた。 回廊決戦の直前、イゼルローン回廊の反対側からビッテンフェルト、ファーレンハイト艦隊と挟撃しようとした所、ヤン艦隊が戦力を全て投入して迎撃に現れたハッタリによってヤン艦隊の総戦力を過大に誤認してしまい、戦うのは危険と判断して撤退し、挟撃の機会が失われてしまう。 ヤン死後、ロイエンタール叛逆の際には、ミッターマイヤー率いる本隊とは別働隊を率いてイゼルローン回廊を通過し、その際に共和政府軍に対して「今後の関係正常化を期待させていただく」と丁重な挨拶をした。 メックリンガーとしてもトールハンマーを発射されれば蒸発しかねない不安と隣り合わせであったが、ユリアンはそれをせず、その通過を許容している。 ◆アーダルベルト・フォン・ファーレンハイト かつて帝国を二分する内乱でラインハルトに敵対し、降伏後帰参を許された若手将官。 回廊決戦ではラインハルト本隊が到着する前に挑発によって攻勢を始めたビッテンフェルトと共に並行して進撃するが、 ビッテンフェルトほどではないにせよ攻撃寄りな性格が災いしてビッテンフェルト共々ヤン艦隊の包囲網に嵌まって集中砲火を浴びて窮地に陥ってしまう。 回廊を脱出するべく殿を務めたが、最終的には撃沈されて戦死。二個艦隊を一個艦隊に半減させてしまった。 ◆コルネリアス・ルッツ 元帥府の幹部の一人。ルーレンともワッツとも呼ばれる 第9次イゼルローン攻防戦にロイエンタールの元で参戦しており、要塞を放棄するヤンの置き土産として爆発物を想定し先行部隊の編成を進言。解除に成功した。 ヤン艦隊によるイゼルローン要塞再奪取作戦の際、要塞司令官として駐留していたルッツはバグダッシュの情報操作による攪乱で混乱し、それが要塞を奪おうと潜んでいるヤンの罠であると見抜いた。 …が、ヤン艦隊を誘い込んで自分の艦隊と要塞で挟撃する作戦を実行したものの、上記のようにヤンがイゼルローン要塞を放棄する際にシステムに仕込んでいた置き土産により要塞機能を無力化・掌握されてしまい、逆に自分の艦隊を要塞主砲トールハンマーで砲撃されて大損害を受けつつ撤退することになってしまう。 ◆エルンスト・フォン・アイゼナッハ 沈黙提督の異名を持つ無口な男。 回廊決戦の終盤、帝国軍による波状攻撃の第2陣を張り、ヤン艦隊とアッテンボロー分艦隊を分断したが逆に挟み撃ちに遭って窮地に陥る。 本人は顔色一つ変えず冷静的確に指揮を行い、大きな損害を出しつつも辛うじて全滅は免れ艦隊の離脱には成功した。 ◆カール・ロベルト・シュタインメッツ 帝国軍総旗艦ブリュンヒルトの初代艦長。 ライガール、トリプラ両星系間の戦いにおいてブラックホールを背後に控えたヤン艦隊を半包囲しようと陣を広げた途端、一点集中突破で背後に回り込まれて逆に自分達がブラックホールに追い込まれる窮地に陥ってしまい、ブラックホールを利用した巧みな艦隊運用で辛うじて窮地は脱することには成功した。 回廊決戦では伏兵のマリノ分艦隊を迎撃しようとしたが、ヤン艦隊の本隊からの同時攻撃により旗艦を撃沈されて戦死する。 ヤン本人を目にする機会があり、第一印象こそ軍人には見えない風貌から憮然としたものの、すぐに外見で相手を図ることを反省したため、レンネンカンプのような暴挙に出ることはなかった。 ◆ヘルムート・レンネンカンプ 第9次イゼルローン攻防戦ではロイエンタール、ルッツと共に出陣する。 アッテンボローの仕組んだ囮の無人輸送船による自爆攻撃で苦杯を飲まされ、後にライガール、トリプラ両星系間の戦いでシュタインメッツの増援に訪れた際にも先の戦いの失敗でヤンの計略を疑いすぎて先制できず逆激を受けて逃げられてしまい、またも苦汁を飲まされてしまう。 バーラトの和約後はハイネセン駐在の高等弁務官となるが、先の戦いでヤンにしてやられたことを根に持っていたこととヤンを排除することを目論んでいたオーベルシュタインの扇動もあって退役していた彼を同盟政府に不当に逮捕させる暴挙に出てしまう。 最終的にはローゼンリッターの反撃によって逆に自分が捕虜となったことに絶望し、自殺してしまった。 一方で部下のラッツェル大佐は彼とは逆にヤンに対して好意的であり、疑心暗鬼に陥って暴走するレンネンカンプに付いていけなくなり、旧知のミュラーにレンネンカンプの暴挙が報告されてしまった。 ◆ウルリッヒ・ケスラー 帝国軍憲兵総監兼、帝都防衛司令官を務める。 艦隊を指揮して戦線に赴く立場ではない(作中艦隊を率いたのもリップシュタット戦役時のみ)ので直接ヤン艦隊と戦うことはなかったものの、万が一ヤン艦隊が帝国領に侵攻してきた場合についてはメックリンガーと共に強い不安を覚えていた。 ケスラー本人は祖国を売り渡して帝国に亡命してきたトリューニヒトを監視する中でヤンが彼を毛嫌いしていたことを知り、同じく嫌う本人も好感を抱いたほど。 【余談】 犬にも劣るヤン・ウェンリー 道原かつみ版のコミック化の際に田中氏はヤンのことを名探偵ホームズの 犬のホームズ のような感じ、とイメージを伝えたところ 道原女史は「 そんなにかっこよくしていいんですか? 」と返され、それから田中芳樹事務所内では「 犬にも劣るヤン・ウェンリー 」というフレーズが流行ったそうな。ホームズかっこいいからしょうがないね 「私は最悪の項目でも最良の建て逃げにまさると思っている。だから冥殿氏の為に荒らし共と戦うのさ。こいつは、なかなかりっぱな信念だと思うがね」 アニヲタの歴史が、また1ページ △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ 5↑やん自身も民主主義者というよりアンチ独裁主義者、反ルドルフ主義者って感じだしね。民主主義に対してはルドルフ大帝の再来を阻止するという目的のための手段でしかなかったと思う。 -- 名無しさん (2019-10-26 09 15 24) コメント欄が長くなってきたので異論がないなら近日中にログ化します -- 名無しさん (2019-11-04 04 30 45) コメント欄をログ化仕様にしました -- (名無しさん) 2019-11-16 02 03 38 銀英伝作中の「民主主義」が我々が知るそれと同じであるとも限らないしな。同盟の建国が帝国歴218年ということは、人類は200年以上「専制政治しか知らない」状態だった訳で、その間に昔からの民主主義が失伝していてもおかしくない。 -- (名無しさん) 2020-01-22 13 05 25 独裁についての父親の言葉はさすがに言い過ぎではと思う。独裁に積極的に賛成しなかった人々まで独裁者と同罪とみなすのはそれはそれで過激すぎないだろうか。どんな基準であれ、人を有罪か無罪の両極端にしか分けない考えは寛容さに欠ける危険な思想の気がする。 -- (名無しさん) 2020-10-01 01 33 04 ラインハルト以上に作者の思想がつまったキャラ。ただそれでいてシニカルに自分を分析して、かつ私生活がだらしないってんで読者に好かれないようにしたかったのかなって印象。予想外に人気出て作者も困惑してたし。 -- (名無しさん) 2020-10-01 08 59 27 作中でヤンは「信念を持つ事」を嫌がる描写があったけど、実際は本人が一番「自分の信念に忠実」だったと思う。 -- (名無しさん) 2020-10-01 20 44 37 肝心な時にしか役に立たないタイプ。他作品でいうなら仮面ライダーギャレンや鬼滅の刃の善逸に近い -- (名無しさん) 2020-10-05 20 30 19 時代がその肝心な時が続いてしまったから活躍したけど、そうでなければ目立たなかったし本人も目立ちたくなかったんだろうな、平和な時代なら売れない歴史の本書いて平凡な一生を送ってそう -- (名無しさん) 2021-03-06 08 39 00 政治家として無能って言われているけど、自分の専門外のことは出来る人材に信頼して任せるってタイプだから、神輿として担がれるにはかなりまとも。その神輿も嫌がったヤンが死後に神輿として担ぎあげられるのは本編通り -- (名無しさん) 2021-07-24 12 33 01 ↑6見て見ぬふりは既に共犯ってことだろ -- (名無しさん) 2021-08-07 03 54 23 7↑独裁は人々の沈黙からはじまる(要約)って『暴政』という本に書いてあった、、すぐ読める本て時事的にも考えさせられるから読んで損はないよ -- (名無しさん) 2022-03-12 21 06 56 自由惑星同盟の市民が自発的に動けば神輿の頭になる気も出ただろうが、どこまでも自由惑星同盟国民は「なされるがまま」だったからなァ -- (名無しさん) 2022-05-15 11 55 28 ↑自由惑星同盟人って言われるほど民度低いか○軍隊には参加してるし…主戦派が組織されたのも帝国の残忍な作戦が原因だし -- (名無しさん) 2022-05-15 13 30 04 政治家の資質があったようには思えない。そういう意味では分をわきまえてたとも言えそうだ。レベロが真に優れた政治家だったならゴールデンコンビになって政治を好転させる未来もあったかもしれないが、ヤンのルドルフ化に怯えまくって問題外だったのも不運 -- (名無しさん) 2022-07-24 05 31 10 ↑歴史家だからね。「今やった事が今後の長い歴史の中で、どう影響するか」という複雑な思考にとらわれていた。だから自分の判断に一切の自信を持ってない。「俺についてこい」とは決して言えない。政治家にはなれんよ、この人は。 -- (名無しさん) 2022-08-07 18 46 55 ヤンが民主共和制をどう捉えていたかはラインハルトとの対談で垣間見る事が出来る。あの対談は今読んでも重たいもんがある。 -- (名無しさん) 2022-12-02 18 43 38 絶妙に母性をくすぐるタイプではあるんだよな。 -- (名無しさん) 2022-12-11 12 12 23 急ぎの場で飲み物を淹れてもらう→「紅茶がよかった」、「サンドウィッチやハンバーガーは得意なんです」→「挟むものは得意なんだね」 これ相手がほぼおしかける形で自分と結婚した相手だからしこりにならないが、ぜつみょうに人の心を傷つけてるのがふだんの性格の温厚さに反していて意外性を感じる -- (名無しさん) 2022-12-12 22 15 23 2↑歴史おたくで身の回りのことも最低限しかできないしいささか子供っぽさもあるが、かくじつな頭の回転のはやさと戦場という場において人間として信用できるギャップかな?歴史オタクなのもその知識の造形の深さは尊敬できる(歴史家としては凡庸らしいが) -- (名無しさん) 2022-12-12 22 21 06 相談所に報告のあった違反コメントを削除しました。 -- (名無しさん) 2022-12-15 13 20 01 ヤンが独裁者になる道を選んだなら仲間はそのために戦ったろうね -- (名無しさん) 2023-01-03 11 37 22 長所に見合うだけの短所もあるのがヤンという人間 -- (名無しさん) 2023-08-14 20 11 27 ↑それだな、ラインハルトは理想的な戦場においても政治においても名君でありそうだけれども、ヤンは完璧ではないのがいい -- (名無しさん) 2023-08-14 20 25 59 太公望や呉子は兵法家で名将だったが、改革を主導する政治家という面もあった。アメリカ大統領にも将軍から成り上がった人物は多い。そういう道もあり得るのに最初から可能性ごと断ってしまったのは、なんというか「若さ」を感じる。 -- (名無しさん) 2023-09-26 22 20 06 ヤンからしてみればせいぜい尉官クラスで適当に日常業務こなして早々に隠居決め込みたかったような人やし、仲間にまで「今からでも遅くないから国を盗れ!」とか言われるのそうとう苦痛だったと思う -- (名無しさん) 2023-10-13 22 26 08 ↑ でも、民主共和制国家で軍人がクーデターで国家元首になって、ろくな事になった試しがないし。政治家の「自分は過去の奴等とは違うぜ!」という自認ほどヤバいもんもないし。 -- (名無しさん) 2023-11-05 20 46 10 ↑そこらへんのくだりはグリーヒル父上あたりのクーデターでやったね -- (名無しさん) 2023-11-05 20 54 59 ゲーム『戦いの輪舞曲』のビジュアルの一つでコタツで居眠りしているの図があるが、原作世界の同盟に伝わっていたら酒と歴史書の次に肌身離さず艦橋にも持ち込んでいたに違いない -- (名無しさん) 2024-01-09 21 55 04 ↑4 「どうせ賛否分かれ盛大な非難を浴びる身なら、従来の定説に背く歴史学者の方がやりたかったよ」からすると、いくら出世し英雄と讃えられようが「俺みたいなのが英雄様になれちゃうような国そのものがどうかしちゃってんのよ」か、運命はつくづく皮肉を愛する…… -- (名無しさん) 2024-02-18 15 48 32 名前 コメント すべてのコメントを見る
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パルデア図鑑 ◀イトマル系統 キタカミ図鑑 ウパー系統▶ ブルーベリー図鑑 図鑑外 ※画像タップで縦表示(スマホ向け) ヤンヤンマ メガヤンマ ヤンヤンマが「げんしのちから」を覚えた状態でレベルアップで進化(「げんしのちから」はLv.33で覚える) Lv.33になると同時に「げんしのちから」を覚えさせても進化する 厳選場所 パルデア図鑑 ◀イトマル系統 キタカミ図鑑 ウパー系統▶ ブルーベリー図鑑 図鑑外
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キャラ別 リュウ ケン 本田 いぶき まこと ダッドリー セス 剛拳 豪鬼 元 ダン さくら 鬼 ユン ジュリ 春麗 ダルシム アベル ヴァイパー ベガ サガット キャミィ DJ コーディ ガイ ハカン ヤン 殺意 ガイル ブランカ ザンギ ルーファス フォルテ バルログ バイソン フェイロン ホーク アドン ローズ ? コンボ 起き上がり有利フレーム ? フレーム消費技 ? 起き攻め・セットプレイ
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デレ&ヤン第一話 デレ&ヤン第二話 デレ&ヤン第三話 デレ&ヤン第四話 デレ&ヤン第五話
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ヤン(Yang fang leiden) ファブール国王の座についた今も先代の国王をたて指示を仰ぎファブールを率いている。今も変わらずモンク僧への稽古を付け、自らも鍛錬を怠らない。一人娘のアーシュラには優しく育って欲しいと願っている。相変わらず王妃には頭があがらないらしい。 肩書き:モンク 前作のパーティメンバーの一人。 セシルが世界を救った後、ファブールの国王となるが、その後でも 見習いモンク達に稽古をつけていたりと相変わらずの日々を迎えている。 後に一人娘アーシュラを儲ける…が、武の道を歩ませるのはまだ早いと認識し、 優しく育てているが、当の本人はそれが不満な様子。 戦闘 初期能力値 LV HP MP 力 速さ 体力 知性 精神 15 600 20 17 11 20 4 5 成長率 HP MP 力 速さ 体力 知性 精神 S E S C S E C 初期装備 部位 名前 上昇量 備考 右手 炎の爪 攻撃+0 炎属性 左手 雷の爪 攻撃+0 雷属性 頭 ねじりはちまき 力+5防御+1魔法防御+1 混乱防御 体 拳法着 力+3防御+5魔法防御+2 腕 パワーリスト 力+5防御+2魔法防御+2 アビリティ名 効果 実用度 たたかう 持っている武器で敵・味方を攻撃 S けり 敵全体を蹴りで攻撃。攻撃力は減る D ためる 力をためて攻撃力を2倍にしてたたかう C ぼうげき 対象に選んだキャラクターを庇ってカウンターを行う A アイテム 持っているアイテムを使用する - いかにもモンクらしい性能で、HPと攻撃力が非常に高く、 戦士タイプに必要なHP、力、体力の3つの成長率が全キャラ中№1という凄まじい性能を持つ。 爪や力を上げる装備を駆使して攻撃回数を上げれば全メンバー中最強の攻撃の鬼となる。 また、「ぼうげき」を利用すれば仲間を守れ、攻撃回数を増やすことが出来る。 …が、重装備が出来ず、防御力に不安が残るので、「ぼうげき」に頼りすぎるのは危険。 けり 効果上昇:下弦の月 効果下降:満月 敵全体を攻撃する。 準備時間が結構長く、ダメージも大分減らされるので、使えるのは序盤程まで。 完全に弱った敵グループをまとめて一掃しようにも準備時間が邪魔するのでどうにも使いづらい。 ためる 効果上昇:新月 効果下降:下弦の月 次のターンに攻撃力を2倍に引き上げて攻撃するアビリティだが、 ためるまでの準備時間が長く、そこからさらにもう1ターン無防備になるので 普通に攻撃を繰り返した方が良い。しかし弱点武器を装備してつかうと大きなダメージを叩き出せる為、 スカっと一発入れたい時は使ってみるのもいいかも。 ぼうげき 効果上昇:- 効果下降:- 指定したキャラクターを一定確率で庇うようになる。そして庇った後に攻撃してきた 敵にカウンターを叩き込む。か弱いキャラを守り、一度に多く攻撃を叩き込む事が出来るという 攻守の両面を併せ持ったアビリティ。ただしヤンの防御力は低いのでセシルの時よりも 気をつけて常に回復を怠らないようにしたい。
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【作品名】ドラゴンクエスト 少年ヤンガスと不思議のダンジョン 【ジャンル】ゲーム 【名前】ヤンガス 【属性】人間の少年 【大きさ】少年並み 【攻撃力】殴り一撃で幅27m奥行き270mの岩壁を一撃で消滅させる魔法弾の一撃を上回る威力 イオの巻物:自分を中心に、幅27m奥行き270mの岩壁を一撃で消滅させる魔法弾の一撃の五発分の威力 効果範囲は自分を中心に半径2160m、瞬間発動、最大射程まで反応相応の一瞬で届く、10枚所持 【防御力】幅27m奥行き270mの岩壁を一撃で消滅させる魔法弾の一撃を反射されて、自身がくらっても99発耐えて戦闘続行可能 【素早さ】少年並みの大きさの蟻と同等の反応・戦闘・移動速度 【特殊能力】ハラヘラズのお守り:どれだけ歩いても空腹にならない装飾品 回復のツボ:HPを全回復する壺、瞬間発動、5回使える、3個所持 【長所】高い攻防 【短所】将来ではDQ8の主人公の舎弟になる 【戦法】1マス27m×27m、弓矢を射程270m、弾速を時速200km(秒速55.6m、水平・鉛直方向発射時)で考慮 参戦 vol.125 346 569 格無しさん 2019/09/04 12 25 03 ランキングに未反映の考察を少しずつランキングに反映していたら 完全に位置がブッキングしていたキャラがいたのでちょっと再考察 ヤンガス&イズナ 再考察 両名ともリウイ・マーシルンとコルム(摩訶摩訶)の間になると 考察されているので直接対決の結果で位置が決まる 反応速度的には蟻(複眼昆虫)並みのヤンガスが先手をとれて そのヤンガスは一撃でイズナを倒せるので位置はこうなる >リウイ・マーシルン>ヤンガス>イズナ>コルム(摩訶摩訶) 365 格無しさん 2019/08/14 20 27 57 ヤンガス ×ルイージ(NewスーパールイージU)先手取られて凍結 ×マリオ(New スーパーマリオブラザーズ Wii)先手取られて凍結 ×無釣助平 攻撃に耐えられて熱攻撃負け ×リウイ・マーシルン 1.2kmの隕石攻防負け 〇コルム(摩訶摩訶) 攻撃力で上回っている、勝ち 〇フレイヤ 攻撃力で上回っている、勝ち 〇常葉丸 攻撃に耐えられる、攻撃力で上回る勝ち 〇ビヨンド・ザ・グレイヴ(ゲーム)攻撃に耐えられる、攻撃力で上回る勝ち
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ヤン坊 ランク:C E(ヤンマー) 属性 ・男 ・学生 ・種族不明 固有の敗北条件 三菱・コベルコ・コマツ・川崎・住友・ワキタが生きていると敗北 能力値 ESP能力レベル 5 ESPパワー 50 耐久力 5 精神力 4 特殊能力 ・マー坊[戦闘前][手下:5] 手下が1人来る。 ・天気予報![戦闘前] 2D6を振り、戦場の全員は以下の効果を受ける。 2 1ラウンド目の開始時、LV:5 火力:30 3-4 2ラウンド目の開始時、LV:4 火力:10 5-6 何も降らない。 7 4ラウンド目の開始時、能力カードを1枚引く。 8-9 何も降らない。 10-11 2ラウンド目の開始時、LV:2 火力:20 12 3ラウンド目の開始時、LV:7 火力:50 ・僕の名前はヤン坊 僕の名前はマー坊[戦闘][格闘(白兵):2] ・2人合わせてヤンマーだ 君と僕とでヤンマーだ[全般][常動] マー坊を失った、または使用不可になった場合死亡する。 ・小さなものから大きなものまで動かす力だヤンマーディーゼル[通常] 主要で移動する際、同じマスにいる全てのキャラクターを自分の移動先に移動させることができる。 備考 提供:ヤンマーディーゼル Q&A Q. A. このキャラクターへの意見 (E)扱いで草。というかこいつら人間じゃないのか…… -- waka (2019-12-05 17 56 04) 小さなものから大きなものまで動かす力がそこそこ強能力で草 -- 名無しさん (2019-12-05 18 04 35) 名前 コメント
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■キャラクター名 ヴェルト ■学年 その他 ■性別 両性 ■所持武器 そのもの ■ステータス 攻撃力:0 防御力:20 体力:6 精神力:4 FS:0 ■FS名 実在 ■特殊能力名 一は全、全は一。 ■特殊能力内容 効果:単体では無意味なバステ(自己の拡張)付与 1 時間:永続+術者死亡非解除 2.4 対象:MAP全体敵味方全員 4.5 タイプ:フィールド設置型 制約:制約なし 10 ■能力内容の補足 MAP内のキャラ全員に、全てのガイドライン外の対象制約の対象となるようなバステを付与する能力です。 この能力によってガイドラインにある性別制約、学年制約等の対象となること、対象から外れることなどはありません。 ■能力原理 全てのものそのものに内在する性質が拡張され、普遍化し、フィールド内にいるものに等しく与えられる。 すなわちその中にある一つのものは、男であり、女であり、ドラゴンであり、熊であり、虎であり、手芸部であり、園芸部であり、石であり、背もたれであり、一般生徒であり、転校生であり、その他あらゆる全てのものとなる。 ヴェルトが変化させるのはそのものの性質であって見た目自体は変化しない。しかしそのものの性質は発動前と発動後で決定的に異なる。 ■希望発動率 99% ■キャラクター説明 全知、あるいは不知なるもの。現世、あるいは常世のもの。 彼の肉体はここにあるが、彼の実体は「向こう」にある。 性質の拡張によってもなお損なわれない、存在を超越した善を持つものを求め、全てのものの性質を拡張して回っている。
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このページはこちらに移転しました 中年ヤン 作詞/277スレ347 速いスピードで立ち向かう 中年ヤン エコを推奨している悪の軍団カレイシュウを 倒すため 出動だ! 「DOKKOISYO!!」 規則正しい生活送る 悪党共を蹴散らして 無農薬野菜作ってる悪の親玉を倒すのさ! 「くらえ!!オ・レノマ・クラァア!!」 ああケンよ お前は戦う孤独なヒーロー 世界の秩序を守るため 明日も戦う ヤンよヤンよ 中年ヤン!!
https://w.atwiki.jp/jackiechan/pages/20.html
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